へたっぴリーグ・ミニコラム「俺はかくぜ!」 Vol.2

みんな違ってみんないい』            【た】組12番   青木竜馬

 

突然ですが、多士済々、玉石混淆、くそも味噌も一緒で素晴らしい、へたっぴリーグに詩を贈ります。

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わたしとタナちゃんと山さん

私が両手をひろげてころんでも、
ぼよよんとは転べないが、
ぼよよんと転べるタナちゃんは私のように
地面をムダに走れない。

私がバットを振ってみても
ぶるんと音は出せないけど、
あのぶるんと鳴る山さんは私のように
たくさんウソは知らないよ。

山さんと、タナちゃんと、それから私、
みんなちがって、みんないい。

注1タナちゃん

 アザラシでもトラ(刈り)でも、ましてやパンチョでもない下町のアイドル。HLBオールスターでは人間拡声器と化す。

注2山さん

 「チームバッティングします」と言った後でもフルスイングする力自慢。町内ではゴリラ隊として夜警にも努めている。

注3わたし

 40才目前にして突如広角打法に目覚める。うそつきであるが、時々本当のことをいうので余計迷惑。

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えっ、なに?

どっかで聞いたことがある詩だって?

金子みすずの「わたしと小鳥と鈴と」が似てるかもね。

(子供の教科書見てパクリました)

---わたしと小鳥と鈴と---

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出せないけど、
あの鳴る鈴は私のように
たくさん唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

*金子みすずは死後50年以上経過しているので、著作権上作品を掲載しても大丈夫です。←ホント?


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